2015年10月28日
ピンポーン!
チャイムが鳴る時は
私自身がAmazonで買い物をした荷物が多い。
自分が購入したお届け物でも嬉しい。
ポストに入っている、
挨拶ハガキやお礼状も嬉しいものです。
そしてピンポーン!が鳴る。
宅配物を見ていつもは…
何を頼んだっけ?と記憶を遡ることが多い。
必要な物に気がついて
(ほしいものやら)
注文したら、忘れてしまうタイプなのです。(笑)
そして今回も…。
ドアを開けて受け取る。
あ!発泡スチロール箱だ!
思い出したました。
知多夫妻がLINEで
「追撃開始しました。ミサイル発射!と…。」
その言葉がよぎりました。(笑)
何故でしょう。
フタを開ける事に慌ててしまう。
あ〜〜〜〜!!開かない!
なんてガムテープで戸惑います。
何だろう?の気持ちは急いでしまう。
そんな自分に気がついて…
(単純なアホさを思い知る)(笑)
フタを開けると…
秋の恵です。
さつまいも(白・紅)
里芋・かぼちゃ。
そして鬼まんじゅうです。
ご存じですか?
「鬼まんじゅう」
私はこのお菓子(和)を知りませんでした。
18歳の時に知りました。
そう。記憶は…18歳
デパートのハンカチ売り場で2年ほど仕事をしていました。
隣にはバックや財布の売り場が…。
休憩やお昼は
そのハンカチ売り場と他の売り場の人と
一緒に出かけて共にする時間なのです。
休憩40分間には、時々その他の売り場の
おば様がこの鬼まんじゅうを
1個「はい!食べなさい!おやつ!」と貰うのでした。
当時でも記憶があるだけで10回以上は貰っています。
見た目はよくわからない
甘くもない食べ物でしたから良さもわからないまま
食べていたような気がします。
ふてぶてしく、「ありがとう!」と言葉にしながら…。
今思うと、結局その人にしていただいた事の
意味もわからないまま
辞めてしまいお返しもせずの私です。
で、気がつけば…
その当時のおばさまの年齢ぐらいになっています。
そして、鬼まんじゅうを
遠い知多市から手作りで、またまた頂いている私。
(それってどうなのよ。自分大丈夫か?)
社会に出てから、
多くの人に支えられてきたと振り返ります。
そして今も…。
当時の私は、何かと
ぶっきらぼうな生き方をしていた様にも思います。
今を幸せに思えるのは、
見えない気遣いを感じる時が多いです。
何かと誘ってもらえることや、
何かと思い出してもらえること
何かと相手にしてもらえる
些細なやり取りにもありがたいと思えます。
それは、鬼まんじゅうで過去を振り返り
今の自分と過去の自分の違いを
見つめているからかもしれません。
そして気がつけば
素材そのものが美味しいと感じ
自然そのものが甘く感じる年齢に
なっているからなのかも…
いつの日からか?自分自身も
ありのまま、そのままで良いやと
思う生き方になっています。
私自身も素材そのものに
なっているのかもしれませんね(笑)
鬼まんじゅうの様に素材そのままの
味のある甘い人間ではありませんが
若い人へ何かと気がつくおばちゃんに
ならなきゃダメですね。と思いつつ…。
しかし、今現在も若いご夫妻にも
荷物を持って頂いたりしていて
あちゃ〜な毎日の日々です。
やはり、気遣いが足りない。(——;)
秋の恵み
今年の秋もしっかり感じ
楽しむことが出来ました。
人の好意のぬくもりが
そのまま受け止められる関係は素敵ですね。
素敵な人間関係を…。
2015年10月28日
現在かな書を習い始めました。
水墨画を描いていると、字も入れたくなります。
しかしその字が、普通じゃ嫌なんです。
そうなめらかな書体の字。
この字よ!習いたいのは!
そこから検索をして、見つけた近所です。
実は先生にもこだわりがあります。
自由に教えて貰える人です。
中学の習字の先生とは全く違います。
どちらの先生も自由で、優しく指導してもらえます。
そして前回は基本でしたが、今回は年賀状の挨拶文でした。
しかし、私の年齢でも使わない言葉を目にします。
たくさんある見本を見て、
これはなんと書いてあるのですか?から始まりました。
「つつしみて、初春の喜び申し上げます。」ですよ。と答える。
そのつつしみての言葉が、デザイン的に美しくて…
その練習を始めたのは言うまでもありません。
つつしみて とは
慎むこと、控えめに振る舞うことらしい。
何故その言葉に惚れるのか?
今の私に必要だからではないだろうか?
つつしむ。控えめなんて…
下品でガサツなので
なかなか頑張っても板につかないのです。
きっと私を知る周りの方々は
そのちぐはぐさが面白いのかもしれませんね。
字は、その人を映し出すといいます。
対話をしていると、
言葉はその人を表していると私も感じます。
しかし字にも感情やその人の個性
性格などまで出ているのか?
先生の、「変わった字を書きますね。」と
つぶやいた言葉を
聴き逃したりはしません。
今も残っています。
それはどうゆう意味だったのだろう?
きっと、そのがさつさが
出てるのかもしれませんね。
つつしみて
その言葉はある意味修行の様にも聞こえますし
ある意味心を沈める事が必要にも思えて
何かしら考えるカナ書です。
そして年賀状の季節
挨拶も兼ねて今年お世話になった人へ
1枚ずつ書いてゆこうと思うのでした。
住所知らない人へは手渡しなのかな?
住所氏名はマル字ですけどね。(^^;)
PS
来年は申年、さるの水墨画は書けません。
梅とかなのかな?なんだろう?
2015年10月14日
心斎橋に味噌煮込みうどんのお店があります。
名古屋の味を醸しだしたお店
「雑兵」
名古屋でも味噌煮込みうどんは
殆ど食べなかったのですが…
大阪に昔からある
味噌煮込みうどん専門店があると聞いて
半信半疑で食べに行きました。
味噌煮込みうどんにも様々なお店があり
美味しいとは限らないのです。
しかし、このお店は
間違いなく美味しい伝統の味を出していました。
ラーメンもうどんでも
お汁を飲むことがない私ですが
この味噌煮込みうどんだけは体に良いというか?
飲み干せてしまう味噌煮込みうどんです。
1回目の時も
次の日にまた行きたくなりました。
癖になる、中毒になる味とはこのことを言う。
中毒になる理由は身体が求めているのかもしれない。
不思議なお店。
そして今回は2度目です。
初めての時も、色々お話を聞いて
この、心斎橋の
昔の街の情景の様子を耳にました。
そう。レトロな情景を感じました。
この今の町並みではない時代の流れです。
店主は現在75歳と話していました。
人生の大先輩です。
私の知らない時代を生き抜いているのです。
今回の2度目にお聞きした話は
当時7000円の給料に80円のカフェの時代の話でした。
とある洋酒が高級で3000円もすると言う。
カクテルの話を耳にしました。
給料の半分近い価格のお酒ですか!と驚く私です。
日本の文明が賑わいで行く情景でした。
そう。
味噌煮込みうどんの店主は
その前はバーテンダーとして
カクテルを作っていたと言う。
その時に覚えた
テーブルカードマジックを見せていただきました。
75歳の方とは思えないプロの手つきです。
多くの人の目の前で魅了してきたからこその
慣れた手つきでした。
話を聞くと、お酒の席での
時間を持て余している方を楽しませる為と言う。
待ち合わせで待っている人への楽しませるマジックなのです。
今はこだわりのある味噌煮込みうどん屋の店主です。
しかし、私には
若い姿のニヒルなイケメンのお兄さんの姿にも見えました。
レトロな空気感と昔のメロディが流れるシーンに
タイムスリップした景色の中に
立つ若かりし日の店主の姿が見えたような気がしました。
現在、時代の流れで中国の観光客が多いと話します。
そして、客と味噌煮込みうどんだけの関係ではなく
元気の無い子供連れのファミリーを見ては
子供にマジックを見せて
日本での素敵な思い出の1ページになっているようでした。
人生での出会いは一期一会と言います。
ぶらり立ち寄った味噌煮込みうどん屋さん。
一期一会を大切にしているのはこの店主かも知れません。
普段は、厳しい方らしいです。
メニューが沢山ありますが…
ちょっとこだわりのある方の人生は
激動を生き抜いた証なのかもしれませんね。
時代は流れ
町も変わり
人の流れも変わります。
その現代があるのは
歴史的な過去があり今がある。
自分より年上の方は、
人生の長老と私は尊敬と敬意を感じます。
なぜなら
どんな時代をも生き抜いて来た方だからです。
生きる事は簡単ではないからこその
出会いであり、お話でした。
癖になる味噌煮込みうどんでした。
PS
お店の紹介のようにも聞こえますが…
人は対話をしないと見えない。
見えてもほんの少しのシーン
しかし殆どの人が、表面の見た目で判断する。
本当にその人は、見た目道理の人だろうか?
良くも悪くも
過去の生き様にその人の姿があるように想う。
日常にある
出会いの素晴らしさをお伝え出来たらと思います。