2015年1月25日
先日天王寺で夕食でした。
いつもならボックス席なのですが、
今回はカウンターでした。
イタリアからの帰国でお寿司が少しだけ食べたいのです。
(3貫くらい)
でもお鍋のお汁も一緒に食べたいし
少しだけ揚げ物も頂きたいと思うと
(蛸の唐揚げとか)
いつものお店になります。
そこのお店の味は好きですが
実は賑わっているのでうるさくて少し苦手でもあります。
静かに食べたい夕食でありお寿司です。
しかし今回はカウンターしか空いて無く
座ると目の前には若い板さんが…
この年令なので様々なお店に行きますが…
今回目の前には
お寿司を握るその板さんは今まで見たことのない若さです。
肌もつやつやで…。
「若いなぁ〜。」
「気のせいかな?」
しかし、動きや挨拶
声掛けなどを聞いていてもしっかりしたやり手です。
無駄な動きがありません。
友人とご飯を食べてて
「彼は若いよね。」と話をしました。
すると…。
注文のついでに聞いてもらえました。
な。な。なんと!
23歳!と言うではないか!
若い!!!!
しかし、貫禄が違います。
娘と少ししか変わらないではないか!
目の動かし方も・・・
カウンターから見る店内をいつも目を配らせて動いています。
お寿司も握る手つきも含めて年齢を感じさせない。
そして衝撃な言葉が…
母親が47歳というではないか!私と同じじゃん!
すごい!この子は何があったのだろう?
そして、夢もしっかり持っています。
いつかは自分のお店をと…。
目標があるのは素敵です。
私が23歳の時に目標をもち努力していただろうか?
良く一人で疑問や葛藤で泣いていたような。
(2二人目産んだところかな?妊娠中か?)
まず自分と比べてる私。ひよっこです。
(恥ずかしい…)
特に修行が必要な世界である寿司職人は
そう簡単ではありません。
なかなか包丁を持たせてもらえないと聞いたことがあるのに…
そして年数は6年と言う。
脅威の出世です。
高校の時から働き続けていたことが
対話や動きや挨拶で十分理解出来ました。
高校も4年行ったとか!
そんな話も正直でこの子はまっすぐなのが分かります。
そして隣には店長でもある10年の先輩の
板さんとして並んでいますが、年数ではないのです。
年齢ではないのです。
空気を読む姿や挨拶のしかた
気配りや目配りの姿が
若い23歳の彼に一流のセンスをしっかり感じます。
無駄な動きが無いのです。
その10年選手の先輩よりもです。
それと同時に、
うなぎの押し寿司のおみやげを頼みました。
すると、隙間があったので、
1貫ですが鯛を入れておきましたと言葉にする23歳の板さん。
(隙間が許せなかったらしい)
しっかり自分で判断できる
そう。権限を持っている姿がそこにも見えました。
その姿は、些細な事ですが
出来る自分に誇りを持っている人にしか出来ない行為です。
その大きなお店で、ある程度
認められているからこその姿でもありました。
自信のない人や理解できないことは
すぐ人に聞いてから判断する人や決められない人もよく目にします。
彼はもう、若くしてすでに店長レベルの判断をしている姿が見えるのでした。
様々なことに気がつくからか?
経営者や仲間にも好かれているのかもしれません。
その姿は、私も長年社会に出て色々働いてきましたが
数年以上の経歴やその仲間との関わりで
友好関係があって出来るものだからなのですが…。
彼はココに来てまだ浅いと行っていましたが
しっかり認められている姿を見て
なんだか頑張って目標を持っている人は輝いているな。と
改めて色々考えさせられました。
そう。目が生きているのです。
現実社会での人間模様をしっかり捉えたその目は
生命力としっかりした眼差しが
過去の苦労と努力も同時に感じるものでした。
様々な場所で食事をしますが
今回はちょっとした通りすがりの客の私ですが
些細な会話から、少年の姿を見て、
いいえ少年ではなく板さんである彼の姿は頼もしい未来でもありました。
私がその後言葉にしたのは…
男選びは、「やはり一生懸命働く姿ですね。」と
いったのは言うまでもありません。
どんな職業でも誇りを持ち一生懸命な姿の人と
ただ出勤してだらだらした姿とは収入が多い少ない関係ねく違うような。
ある意味、ギラギラしてしまうのかもしれませんが
そんな部分さえも男の魅力でもあるかもしれませんね。
息子がいたら
そんな子供に育てられただろうか?
ん〜難しい。
きっと、遊び呆けているのかもしれない。
目標もなく…。
男の子を産み育ててないので
より難しさが伝わります。
大切なことは、
なんでも一生懸命なのかもですね。
女子だからもういいか!なんて時々私も甘ちゃんになります。
年齢的にももう頑張る年じゃないよねとかも…
しかし、
今住んでいる街で頑張り女子が沢山側にいます。
独身で頑張る女子や
結婚していても仕事を頑張る女子です。
そう。
目は皆生きている。
しっかり現実社会を捉えて生き抜いてる。
人の人生ですがその人生の厚みを感じずにはいられません。
そして自分の今の姿と照らしあわせて
幸せである部分と頑張らなければならない部分が
フォーカスされるのは言うまでもない。
それもシビアな気付きでもある。
いろんな人がいますが
やはりそんな頑張る人と些細でも関わり
触れ合うことは大切でもあるのかもしれません。
自分はどうあるべきか?を思うには…。
2015年1月20日
冒険でもある海外旅行は
楽しいコトやいい思い出ばかりではない…
その他にもいろいろ気がついたことがありました。
そして失敗も…
イタリアで深夜まで
明日の計画で打ち合わせをしていると…
夜中の2時になっていることが多々。
そして眠りますが、2・3時間ほどで目が覚める。
これが厄介な結果をもたらす。
よく寝る私のテンションは、どんどん
急降下。
そう眠くなるのではない。
緊張感の高い海外なので目は冴えていますが
無口になる。
頭の回転が普段は3倍4倍としたら1になるのです。
先を読めない。(あくまで私の場合です。)
同時にいくつか考えるとイライラしたりもします。
自分に腹が立つ
これが、旅行では負の連鎖が起きる。
引き寄せとも言えるのかもしれませんね。
笑顔も消えていたかもしれない。
素晴らしい風景を見逃していたかもしれない。
選択も何かしらずれてしまう。
誰かに対しての「ありがとう」も
テンションが落ちて対応していたような。
これでは危険である。
そう。
まず道を間違える。
酷い時は列車での降りる駅を間違えてしまい
タクシーの距離が長くなり無駄な支払いになってしまった。
悪循環は続く…
無口になると友人との対話も何故かぎこちなくなる。
言葉の使い方が投げやりになってしまうのかもしれない。
睡眠不足とは思考の回転に変化が出てしまい
前向きから停止状態になってしまうことが感じられた。
前向きな思想は、何が起きても楽しい。
素直に受け入れたり前向きな受け止め方をしなくなる。
しかし眠さなのか?疲れなのか?
意識して生きる?目を覚まして生きる?とはかけ離れてしまった。
やはりここでも睡眠の大切さを実感したのは言うまでもありません。
今回も人は多くを選択していると
改めて実感した異国での経験でした。
異国だからこそ意識しなければいけなくて
日本なら知っている道をぼーっと歩き
安全と知り緊張感もナシで無意識状態なのかもしれない。
帰国して、道に迷った時間を考えて
iPhoneを改めて見つめなおしていました。
わざわざ打って探すより、Seriを使って
「ここからHOTELに行くには?」と聞いたほうが良かったのか?
実際、iPhoneを活用していましたが充電がなくなり
予備も無くなったり、予備のコードを忘れたりのハプニングもありました。
何よりも充電するコンセントが1箇所しか無いのも残念でした。
iPhone、予備充電器、デジカメの3つのフル活用充電でした。
本来はもっと細かくFacebookにUPするはずが…
時間の余裕と電池の余裕。
意識の余裕もなかったかもでした。
GPS機能は活用しましたが
やはり方向がわかりにくくなるローマでは
iPhoneがあって良かったです。
しかしiPhoneを使いこなせていないことや電池の問題やら
そうそう。iPhone6には新たしい機能がついていたらしく
それはバージョンなのかな?
カメラ機能の明るさを簡単に設定できたのです。
イタリアに出かける前に新しく画面を大きくして
iPhone6プラスにしたにもかかわらず
イタリアから仕事の問い合わせに楽に対応出来ましたが
いまいちカメラ機能を使いこなせていないことに
現在反省中。
そして睡眠は大切だと反省中です。
帰国してこの1週間の
足りなかった分を補うかのような睡魔に襲われよく寝ています。
時差ボケ?いやいや本来私はよく眠るのかもしれません。
旅行中1度シャワーを浴びて出てきたら
友人は寝ていました。
彼女は調べ物をしていて
寝落ちしてしまったのだと思うのですが…
私には経験のない寝落ちした姿を目撃。
彼女も疲れているんだね。
脳が強制的におやすみモードに・・・。
そして次が…
友人が打ち合わせ中に目の前で睡魔が…
そして睡魔と戦う姿を目撃。
寝落ちする瞬間を目撃しました。
脳が強制終了をしようとしている。
しかし本人の意志は
やることを済ませたいと打ち合わせを…
車の運転をしない彼女なので安心ですが
人間の体は自分の意志でコントロール出来ない事も起きます。
限界が来たら、強制終了やフリーズが起きるように設定されている人間。
強制終了的な姿は、実に衝撃的でした。
まるで、iPhoneのように充電があるようでした。
睡眠が大切な話をする時
充電をしていると考えるように説明していますが
まさに…電池が切れてしまった生身の人間の様でもありました。
私の生き方は甘ちゃんです。
無理をしない。
よく寝る。自分をいたわり過ぎでもあるのかもしれません。
しかし、私の人生に比べたら
時間を3倍も4倍も活用している人達が周りにはいます。
その人達の人生の姿はもちろん時間をエンジョイしています。
だからこそ、現実で結果を出してもいます。
しかし、ぎりぎりまで時間を有効に使うので共通していることは
寝落ちしてしまう経験が多々あることでした。
話には聞いていた寝落ち。
しかし目の前で見る寝落ちしてゆく姿は私には驚きでした。
1度、寝落ちするまで頑張ろうとしたことがあります。
しかし、眠いという実感や感覚が強いため
限界と言って布団に入ってしまいます。自分に甘いのです。
しかし、眠いという感覚が寝落ちする人には無いのかもしれない。
限界まで意識を強く持っているからかもしれませんね。
私の生き方はゆるくて甘い生き方のようです。
もしもそのような生き方をしたら、
すぐ死んでしまう生命力なのかもしれない。
どちらが正しいのかではなく
自分に合った時間の使い方なのかもしれませんね。
だって、真似ても出来ないんですもの。
そんなこんなでいろいろ気がついたり
発見したり自分の体力や意識や睡魔などとも気付きのある旅行でした。
PS
3度ほど200段や300段近く階段を登りました。
絶景スポットだからです。
〈高い場所も好き〉
心臓破りの階段でした。
とある場所では2ユーロのお金の力を使い
100段ほどをエレベーターで楽をしました。
しかし、200段以上の狭い階段を駆け上がるのは
今だからできる最後の挑戦と頑張りました。
達成感が湧き上がる上から眺める景色は
ローマの町やフィレンツェの町並みを一望出来ました。
今回の旅行に誘って頂いた友人に心から感謝です。
2015年1月19日
1月8日からイタリア旅行に出かけました。
私がイタリア?不思議な縁です。
世界地図もロクに知らない私です。
地球儀を前にしてイタリアに◯を書いたのは
言うまでもありません。
そう。イタリアに出かけられたのは
友人のお誘いが半年前からありお出かけになりました。
絵が好き歴史好きのご近所さんとの女二人旅の始まりでした。
イタリアといえばピザやパスタのイメージです。
彼女が私を誘ってくれた理由は
私自身が絵を描いたり、絵を見に行くからなのでお誘いがありました。
しかし歴史や絵画のことは何も知らないまま
気がつけば飛行機に乗っていました。
年末年始でバタバタしているとあっという間に8日でした。
冬休み延長気分です。
そして何よりも誘われることはありがたいです。
縁とはそんなものかな?そんな呑気な私です。
かつての海外旅行は、記憶をたどれば…
社員旅行や身近な友人に誘われてのお出かけばかりです。
行きたいと思うことはTVを見ててもありますが
実際に出かけようと思う強い意志や願望は何処へやら…
他人事で平穏な毎日を選択してしまうのかもしれません。
そんな弱い弱い意志は、
いつも誰かの強い意志で動かされます。
そう。強い意志や行動力のある人の側にいると
たまには楽に感じることもある。
(水と油だからこそですね。(^^))
人との出会いから何かが起きて、今回も旅行の話がありました。
何故か?その方がタイミングや縁を強く感じてしまうのは言うまでもありません。
今回はフィレンツェ、ローマの2都市に出かけます。
そして私はようやくイタリアの地理を知ることになります。
出かけて知る。感じる。
それが冒険と想っているのかもしれません。
今回は
飛行機好きにはたまらない乗り換えありでした。
初日は13時間ほど空路の間に
ローマでフィレンツェ行きの飛行機乗り換えでした。
私の英語は幼稚園レベル。(中学にも満たないらしい)
しかし友人は大人レベルです。(海外出張している)
その辺りは安心なのですが…
実は私が観察したい心理的な部分がありました。
いかに言葉が通じない異国の人と
心地よい対話が出来るか?です。
心理的にとても興味深い観察がしたくて
出かけたのも私の1つのテーマでした。
日本でも心地よいコミュニケーションについて
空気感や挨拶の部分にいつも考えさせられます。
空気が読める人読めない人
その心地よい空気感で挨拶ができるか?
コンビニや知らない人との
始まりの挨拶はとても大切です。
「ありがとう!」「すいません」
実際は「ありがとう」や「こんにちは」など
挨拶が始まりで多いのですが…
そんなことを想いつつ
飛行機に乗り込んで…まず気になるのは
アリタリア航空はイタリアの飛行機
大好きな緑があしらわれています。
その部分はテンションが上がるのですが…
乗ってすぐに、客室乗務員の紳士はスマイルで親切に感じます。
しかし女性は?あれ?
笑顔は少なく冷たく感じます。
イタリアの男性は紳士的な文化と聞いていましたがここですね。
男性外人は全員が
映画俳優のようにかっこ良く見えます。
では?女性は?
ん〜〜。
悲しいかな?紳士が優しく甘いからなのか?
女性は気取ったプライドの高い態度が表面化されて衝撃的でした。
そう。私が知るかぎり全員です。
確かに、日本でも甘やかされて育つとわがままになる的な?
(ーー;)推測です。
文化は全てとはいえませんが
なにか感じるものが多々ありました。
そしてアリタリア航空は早くなることはあれど
遅れることはないと言う噂。
その噂通り飛び立ちました。
その辺りも、海外便の大きさや国のランクにも
影響があるのだと感じずにはいられません。
ここにも格差と言うか・・・
そんなことを感じられるのはピーチに乗っているからです。
ピーチは大好きです。
しかし何かしらと後回しにされているのか?
いろいろ遅れたり変更があります。
安いからしかたがないのでしょうが…
様々な事情を感じつつ機内の13時間でした。
そして笑えるのは何を話しているか?わからないけど
雑談が多い任務をしているという光景です。
搭乗するときも案内をすることよりも雑談をしている姿を見かけます。
機内サービスも仕事をしながら雑談。
その雑談の光景に
日本がいかにおもてなしと称している対応
それが普通になっていると
こんな時に、心が折れる。
冷たい対応は感受性の強い人は引きこもりになるのだと思う。
私は観察したいので楽しめます。
それは、答えがすぐ見えるからなのですが
文化や育ち方の違いや環境なのだとわかりますが・・・
ここも気にしていると心が折れます。
その後、多くの美術館&教会
レストラン&ショップに出かけました。
閑静な絵画の監視する人も話し込んでます。
コソコソ話しではありません。
堂々と雑談しています。
美術館でのショップの店員さんも
雑談しながらレジをするので間違えたりもしています。
緊張感の高いセキュリティチェックは
空港だけではありませんでした。
有名な絵画を見る美術館に入るときも多々ありました。
しかしそこでも警備の方は雑談をしているので、ついつい
あれ?間違っていますか?
ここでいいですか?みたいな
観光客の私達のリアクションは言うまでもありません。
実は…
キミドリのナイフのおみやげを買いました。
案の定、その後セキュリティチェックに引っかかり…
何かと質問されてYES!と答えたら
通過できてしまった事は甘さを物語ってます。
(そんな前に買う私もどうよですが…)
仕事のプロ意識は少し日本とは違うのかもしれません。
多くの観光客を相手にしているので
私が凄い場所に来ているという空気感ではなく
日本のコンビニよりも雑な感じにも私の目には写りました。
バスにも乗りました。
そこでも面白い光景が…
バスの運転手の横に張り付いて
イタリア語は全くわからないけど話し込むおじさん。
それを普通に相手する運転手。
知り合いかな?とおもいきや、どうやら違う
回りがその話を聞いて、ニヤニヤ笑い出してました。
呆れた様子で黙ってその対話をきく乗っている人達。
言葉は全くわからないけど
空気感で感じるその光景はイタリアの人は話好き?と感じつつ
バスの体験は終わりました。
(フィレンツェでの光景でした。)
フィレンツェで
友人から紹介されたレストランに辿り着いた時も
本来は並んで入れないと聞いていましたが
シーズンオフだからか?時間帯を外したのか?
店は店員さんばかりで話し込んでました。
通常音声です。
日本のこそこそ話?ヒソヒソはないのかもしれない。
言葉は全くわからないけれど
空気感はしっかり掴み取れます。
そう。雑談です。男性ばかりのお店は何かしら好意的です。
しかし、しかし、
スマイルと親切な対応の裏もちょっぴり感じ取れます。
営業的な対応は離れると素顔が見えたりもしますね。
でも、やはり女性の対応は
何かしら冷たく感じるのは気のせいなのか?
皆オシャレでテキパキしてますが、
観光できている海外の女性はやわらかな空気でしたが
そこで働く女性の空気感は何か
冷たくも虚勢を張って生きる姿にも見えました。
しかし、道を歩く時には
電話やMailスマホを使う姿は誰もありません。
その辺りは、治安にも影響しているのかもしれませんね。
ですからすぐバレます。
iPhone片手に
ナビしたり写メしたりの日本人の姿の私達でした。
(良い観光は真似しない方がいいらしい)
つづく