過去の自分を感じながら…

2013年8月29日

20代後半の私は

名古屋の主婦友と

ランチで毎週の様に

集まっていた時期があります。

主婦だからこそ

時間は昼間が自由です。

 

それでも月に1回は

夜の集会も開いていました。

ストレス発散は必須でした。

それくらい、

皆が主婦業母親業に関して

バタバタしているからこそ

家族を気にしない時間に

自分中心に戻る時間でした。

 

 

「何処へ行きたい?」

そんな話題は必ず出てきます。

名古屋からしたら

神戸はあこがれの場所でもありました。

夜景もいいし

中華街も出かけたいね。

そんな話題から

旅行に出かけたりもしていました。

 

そして

先日神戸に出かけることに。

美術館めぐりのはずが

しっかり観光地へ

 

現在大阪に暮らしているので

神戸は近いのです。

 

そのコースは

当時の名古屋の友人と

出かけたコースでもありました。

ロープウェイに乗り

山頂へ

そしてハーブガーデンへ

当時は:ハーブに興味も無い私

今は:ハーブのすごさを知っている

 

 

記憶はうっすらとしているものの

 

30代前後の私の姿と

今現在46歳の私の姿を比べたりします。

16年ほど前の自分と今の自分

 

心の奥底に抱えている当時の気持ちは

自分にしか分からないものだからこそ

今の自分と比べたりしてしまう。

 

当時は大阪で

仕事をもっとしたいと考えていた。

 

現在は大阪に暮らしている。

そして何かしら活動している。

 

そして自分自身の内面も

価値観も変化している事を感じます。

 

何よりも

過去の私に

16年後には思いもしない自分になってるよ。

と、笑いながら言いたい。

そしたら、もっと気楽に生きているのではないかな?とか

今の私からしても

過去の私はまだまだ刺々しく

葛藤を秘めている。

怒りや疑問、孤独や不安、矛盾も…

 

タイムマシーンは無いけど

気持ちをリラックスさせる場所は

何かしら過去の私も未来の私とも

繋がることができるように思う。

 

だから、きっと

今の自分にも未来の私が言っているようにも思う。

 

14年後は60歳を迎えている。

その自分が笑いながらまだ子供ね。と

何かしら見守ってるような。

 

今の自分が過去の自分を癒やすイメージ療法がある。

インナーチャイルドを癒やす技法。

未来の私が

今の私を誰よりも応援しているのもありですね。

 

誰か?ではなくまず自分自身が…

 

想いは流れて生きている。

だからこそ

 

時に過去を振り返り

時に未来を見つめて

今に行動して

時に今を楽しんだり、

できることをする事は

とても大切なのかもしれませんね。

 

神戸の夜景は美しく輝いていました。

人が生活している数だけ光があり

輝き満ちていました。

 

同じ場所で過去の自分を感じながら…

 

 

 

偲ぶ出逢い

2013年8月16日

 

 昨日は終戦記念日でありお盆

お盆といえば、亡くなった方を偲ぶ風習がある日本です。

 

そんな中、1984年生まれのアンジェラさんと出会いました。

初めて会う彼女との話は衝撃的なものでした。

 

彼女を紹介してくれた人は、彼女が何を今しているではなく

あの坂本九ちゃんが乗っていた飛行機事故に危うく乗っていて

降りて助かった子なんだよ。と聞いて

話を聞きたくなってカフェの前で立ち話になりました。

 

1985年8月12日

日本航空123便墜落事故は

520名の方が亡くなる大惨事の事故である。

 

彼女は1歳6ヶ月ぐらい。

もちろん彼女は記憶にはない。

しかし彼女は8月のお盆の前後になると

体調不良になるので

何かトラウマがあるのではないか?と

母親に尋ねたそうです。

 

私のトラウマという知識では大半が

やはり、目にしたり体験したりしたことが心の傷になると認識している。

しかしまれに原因不明の記憶に無い問題がある。

それを探るには時に催眠を使うこともあるのですが…。

 

 

そう彼女の場合は

記憶に無い。

しかもその飛行機には乗らなかったのです。

 

それでも体は何かを訴えているのです。

 

彼女はお母さんから何が起きたのかを聞いたそうです。

すると飛行機事故の話をしたそうです。

 

東京羽田→大阪伊丹空港へ到着予定でした。

 

彼女とお母さんは搭乗して席についたそうです。

しかし、急に

当時アンジェラちゃん1歳半のベビーは

嘔吐、下痢になり化粧室にお母さんが駆け込むも

ドアが開かなかったそうです。

機内に異臭が漂い

 

その親子の様子を

周りの乗客は心配そうに

優しく声をかけてくれたり

したというのです。

 

お母さんはこれ以上皆さんに迷惑をかけられないと

飛行機を降りたのでした。

(荷物は飛行機に残したまま)

 

飛行機がやや遅れたのはそれが原因かは分かりませんが

離陸して20分後緊急事態が起き

飛行機は墜落して大惨事となるのである。

 

彼女はその事故を数年前に知り

毎年その日になると

黙祷をするようになったと言います。

 

トラウマが彼女に残るものだろうか?

私の疑問が心をよぎります。

 

 

彼女は明らかに乗っていました。

偶然その飛行機に乗る運命であり

偶然体調不良になり

偶然お母さんの判断で降りることになる。

偶然その飛行機はその後事故になる。

 

そう。その飛行機に乗っていた人と同じ

空間にいた存在の一人

アンジェラちゃんでもあるのだと私は理解しています。

 

見えない人の思いがもしも実在したとしたら

現在の彼女の体調不良は

理解できるのではないか?

 

心の問題は目には見えない

時には目には見えない何かがあるのも

受け入れなければならないのではないか?

見えない繋がりを感じさせる彼女の体調不良は

その事件事故を調べてそして今生きることに関して

楽しんで生きると素敵な笑顔で語っていました。

 

出来事は全て偶然ではあるものの

生死の境界線を感じずにはいられない

衝撃的なお話しでした。

 

フェイスブックに簡単な話をUPしました。

すると、逆にキャンセル待ちで乗ってしまい

亡くなられた方の関係者の方もいらっしゃいました。

 

生死の境界線を改めて感じます。

 

そんな彼女と出逢う私も偶然なのだろうか?

昨夜眠る前にいろいろ考えていました。

そういえば…

そう。2年ほど前

ある新聞記者の方がこの事故のあと取材に行って

悲惨な状態だったと私に話していた。

人間の焼けた匂いは悲惨なものだ!と話していた。

 

私は偶然、

そのような方と出逢ったのだろうか?

 

何故この

 

飛行機事故の関係者と会うことがあるのか?

偶然は必然と言う言葉がありますが

その必然の答えはきっと未来にしかわからないのかもしれない。

 

それでも

このお盆の時期に

出逢う人からの話はとても貴重です。

やはり亡くなった人を

思い偲ぶ大切な風習のお盆なのかもしれない。

 

 

 

田中千栄子 経歴を見る
一般社団法人日本メンタルセラピスト協会 専務理事
日本メンタルセラピスト協会HP
http://www.jmental.com/
最近心の活動に熱い関心を持たれている方がいらして嬉しく思います。
協会ではテキストも中身を見て、立ち読みをして購入くださいとしております。心を扱う人になるには押しつけの心は良くないからなんです。そんな愚痴ではありませんが、この協会の中心にある趣旨(核)がこちらの無料電子書籍です。ハーフの読み物ですが興味のある方はこちらをダウンロードしてみてご覧ください。
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