2011年7月30日
あれは18歳の頃
女性らしさを学びなさいと連れて行かれた場所がある。
努力している人を紹介された。
それは
オカマバーと言う空間だった。
その時は何がなんだか分からなかった。
その空間には
本物の女性は私だけのはず
でも、見た目と表現や動きは
しっかり負けていた。
当時の私は無愛想でとげとげしかっただろうな。
笑顔さえ声かけさえ苦手だった。
そんな自分の姿や記憶が蘇る。
そして現在44歳。
女性らしくなっているのだろうか?私。
そんな気分を目覚めさせてくれたのは
お抹茶を立ててくれる友人。
器を支える手
立てるしなやかさ。
器をやさしく動かすやさしさ。
そしてその動きが日常にもある。
食事を出してくれる瞬間。
何かを取るしぐさ
動きが優雅に感じるのです。
人を思う心
女性の穏やかさを動きで感じます。
彼女といると安らげます。
時に大笑いもします。
テンションもあがります。
でも、そこには下品さは無い。
この人はいい時間を過ごしてきたんだな。と感じる。
お花やお茶・着付けなどをされているから
必然と和を身に着けているんだろうな。
私はどうなのだろう。
無縁の世界だったように感じる。
もちろん着物を着るのは大好きで
心地よかった。
あのムードも好き。
でも日常は着ることは無い。
これからどんどん年を重ねてゆく
おしゃれも限界がある。
やはりこれからは
和の女性ではないかと思う。
だからと言って着物を身に着けるわけではないけど
心は日本の和を保てたらいいなと思う瞬間だった。
それと同時に
心を描くアートについても盛り上がりました。
ずーと描いていないな〜
描きたいな〜
今の気持ちや想いを色にしたいな〜
そんな気持ちが共鳴して出展を目標に
来週はなぜか画材を一緒に見に行く事になりました。
和の心とはきっとアートにも表現されないかな?
タッチがやわらかいのではないかな?
なんて考えたりもします。
静かな心を描く
ちょっぴりイメージ
だからこそ今描きたいと思うのかもしれない。
今の気持ちを描き残したいのかもしれない。
一人ではつまらないけど
友人とならなんだか目標にもなる。
だから夏の課題として10月締め切りまでまだあるから
挑戦してみることになった。
時間の合間に。。。。
やさしい絵が描けるといいな。
これは本当の心を表すものだろうな。
2011年7月26日
今、目の前に9冊のテキストを並べて眺めている。
腕組みをして私は見つめる。
この子達は(テキスト)
6年ほど前に私以外の人が教えられるようにと作ったもの
でも、実際は何冊かは旅だったものの
結果的には広がりも小さく日陰の身になった。
時々難しいのかな?と
一部抜粋したものを使ってきたけど
いつまでもしまいこまれていた。
そして気がつけば今
また腕組みをして見つめ直している。
私の意思をはるかに超えて
このテキスト達は生きていたのだ。
ひょんなことからこのテキストは教科書になる。
セラピストになる為の…
私は章わけをするぐらい。
プロのライターさんが磨きをかけるのだ。
絶対ありえない。
この子達は生きている。
私がやりたい時に活動せず
私が忘れてしまったときに目覚めるのか?
まるでこのテキストが人を選んだり
場所や空間、時期までも選択しているようにさえ思える。
精神世界では願望は叶うと言われている。
しかし私の場合は6年のブランクがある。
そのズレはなんだろう。
そして私は作るだけつくり
努力をせず保留箱に眠らせていたからか?
今あの時の記憶が蘇ります。
作る思いと完成したときの喜び。
今思えばなぜこんなモノを作ったのだろうと思ったりもする。
けど、今こうして話しが湧き上がったとき
作っててよかったと想う。
間違っていなかったとも想う。
それでもやっぱり
このテキストは生きてる。
そう想うしかない。
私の意思とは現在は違うから…。
きっとこの子達は
私のモノなんかではなく
これから手にする人たちの為に生まれたものなんだろう。
私はただただ通り過ぎた
工程に過ぎないのだと。
置き去りになった気分と
今回の大きな流れは想像をはるかに越えていて
驚くばかりです。
人生には自分ではどうにもならないことがよくも悪くも起こる。
それが何かは今でもわからない。
でも、現実では考えれば不思議なことは多い。
それがこの目の前にあるテキストでもある。
腕組みをして眺めている私。
2011年7月18日
私には娘が二人います。
東京でなんだかんだと活動してる娘達。
いつからか
私の背中を見てなのか?派手な世界に出かけていきました。
親は内心反対なのですが…。
そして今では
こっそりブログやツイッターを拝見して
様子を伺う。
きっとお互い。。。
いつの日からか親子ではなく
女同士になっているような気がする。
上の娘と私には…。
そして先日も
娘情報発見。
育った地元で(長久手)
姉妹1日警察官をするらしい。
そしてトークショー。
だいたい何を話すか予想がついたりする。
そして記憶が蘇ります。
実は長女は警察にお世話になっている。
ある日の帰り道夜9時ごろかな?
道を歩いててちかんに遭遇
襲いかかってきたのです。
自宅の側で…
偶然美容室の方が見ていて
助けてくれました。
その後が大変。
美容室の人が追いかけ犯人は逃げ
警察が出てきて大騒ぎに。
事情聴取やら何やらで深夜2時に解放されて
そんな記憶が蘇ります。
そして多くの警察の方のお世話になったのです。
きっと娘はそんな話をするんだろうな〜
だからちょっぴり気になります。
こっそり観に行くべきか?悩んでる。
名古屋まで帰らないといけないしな〜
ただ、もう一つ気になることがある。
実は下の子は空手黒帯をもっている。
私は下の子には婦人警官になって欲しかった。
だから…。
こっそり出会った警察官にどうしたら婦人警官になれるのか?
なんて話を聞いたことがある。
しかし結局は下の子も派手な世界に行ってしまった。
女の子だからしかたがないかな?
自分の人生は自分で決めなさいと話しているから
結局したいなら・・・と東京へふたりとも出かけました。
でも、今回 警察官のコスプレじゃない?
見たい気持ちも蘇る。
親の立場でなんだか嬉しい。
同じ女性として本物の婦人警官の洋服着られて羨ましさもある。
こっそり見に行くべきか?まだ悩んでいる。
どちらにせよ。
親子だけのつながりではなく
女同士の関係が見え隠れしている。
だから今も
なんだかこのまま終わりたくない。
いつまでも「ママにはかなわないな〜」と思われる母親でいたい。
良くも悪くも…。
この気持は
死ぬまで終わりがないんだろうな。
頑張らなきゃと思えるのは
やはり娘の影響かな?