守秘義務がありますので、個人を特定する部分は削除または、変更しています。ご了承ください。
どのようなきっかけでメンタルセラピストとして活動されたのですか?
様々な勉強会で出会ってきた方たちの中に現在、活動している先輩の方達との出逢いがありました。
先輩たちに「やってみなさい」「やれるよ」と背中を押していただきました。
どのようなクライアントがおられるのですか?
辛い・苦しい・眠れない・変な言葉が浮かぶ・不思議な事が起きる・人間関係問題・やる気が出ない・様々な障害を抱えている人などですが・・・あえて病名は控えさせていただきます。
なぜなら病院で言われてその言葉を信じるがあまり抜け出せなくて実際会ってみるとすでに違う方がいるからです。
見えない心は移り行くものでもあるからです。
大きな問題は病名を断定されてホットすることもあるかも知れませんが今度はその病名から抜け出せなくなる事もあります。
今現在そのマインドから抜けられなくなっている人が増えているように感じます。
守秘義務があるでしょうが、クライアントがメンタルセラピストに求めているものは何ですか?
何でも話せる人。理解できる共感と状況認識。出口への道ではないかと思います。
クライアントとはどのように知り合うのですか
人からの紹介もあります。ネットからの情報やHP をご覧いただいた方です。
クライアントは女性が多いですか?それとも男性?
女性が多い時期もありましたし、男性が多い月などもあります。
それでも全体では女性7:男性3ぐらいでした。
こころに傷をもたれている方に対する配慮はどのようなものですか?
こころの傷は誰もが持っています。ただそれを何処の傷であり本人の意思が無ければこちら側が指をさすものではないような気がしています。
傷は誰もがあります。
大きな傷を見つけてここにありましたよ、と教えてから傷がふさがるまで絆創膏ですね。そんな気持ちで接しています。
いきなり傷がなくなるようなことはありません。
どこで傷がついたのか?どれくらいの大きさと深さなのかを確認してそれにあった大きさの絆創膏ですね。
そして二度と同じ場所が傷かつかないように、どうすればよいのか?
予防も考えてなくてはと心がけて、対話でしています。
心の傷は癒えるものですか?
心の傷は傷として、大切な人生の1ページです。
だからと言ってむき出しにするものではなく受け入れて乗り越えた傷こそふさがっています。
癒せたのではなく自分で治癒したものではないかと思っています。
時には時間がかかるものがあります。
時間が過ぎて治癒するものもあります。
心の傷は人や何かで癒えるのではなく何かをきっかけに自己治癒するのだと私は考えています。
心療内科と精神科とはどのように違うのですか?
そうですね、定義は様々ですが・・・。
心療内科は心身症中心に、うつ神経症・機能性胃腸症・過敏性腸症候群・摂食障害・機能性消化管障害・緊張性頭痛・心因性高血圧・喘息・ストレスによる心身症などを診ますが精神に関する疾患は診ないようですよ。
精神症状【統合失調症・躁鬱・人格障害)が強く出ている場合は精神科なのかもしれませんね。
話を聞くスキルが上がることはどんな職場でも活用できますか?
人と人が関わる場所では、話す人と聞く人の関係があります。
客観的な視点で見つめられる存在として感情的になること無くどんな職場でも、聞く姿勢が出来るのではないかと思います。
もちろん気持ちや意見をお話する事もできる円滑な人間関係が生まれるのではないでしょうか?
家族関係でも何か役に立つのでしょうか?
家族関係ではパワーゲームがあります。親子ではなく人として客観的に見つめながら人生の先輩として許す寛大な心で振舞ったり、時には人生の先輩を尊重する姿勢が生まれるのではないかと考えています。
人として道徳心やマナーや礼儀も同時にお伝えしています。
恋愛問題に関しても何かテキストに入っていますか?
恋愛には深い関わりと見えない深い愛があるからこそ関係の難しさもあります。
どんな愛があるのかなど、少しですがテキストでは取り上げています。
誰もが本当の愛を感じ知りたいと恋愛でも探しています。
それはお互いが与え合う事なのでしょうが、受け取れていなければ枯渇して感じてしまいます。
そんなお話が入っています。